関脇の藤ノ川(21=伊勢ノ海)が、横綱大の里(26=二所ノ関)に寄り切られ、8勝3敗となった。横綱初挑戦から、不戦勝を除く横綱戦の連勝は4でストップ。5日目からの連勝も6で止まった。
頭を下げて踏み込んだが、右を差されて受け止められた。左上手も許し、突き落としを試みたものの、構わず前へ出られて土俵を割った。「強かったです」と完敗を認め、「圧倒されたので」と振り返った。
春場所は大の里、豊昇龍から2日連続で金星を獲得。7月の名古屋場所でも2横綱を連破し、「横綱キラー」として存在感を示してきた。初挑戦から横綱戦4連勝は戦後初の記録。過去2戦2勝だった大の里に初めて屈し、「相手も考えてきたので」と話した。
勝てば首位に並ぶ直接対決だったが、1敗を守った大の里とは2差に広がった。12日目は大関霧島と対戦。優勝争いに踏みとどまるためにも、連敗は避けたい。

