モットーは、「全力思考」。小学生ですが、「考えてプレーしようね」ということ。「チームは監督、コーチの物でなく、選手たちのチームなので、勝つために何をやりたいのか…を考えてプレーすることを目指しています」と徳永幹彦監督(53)は話す。

特に強化しているのはバッティング。遠くに打球を飛ばすことが主な目的。バントも大事ですが、選手はやっぱり「ホームランを打ちたい」ようなので、この練習が効果的だという。

主将の積田莉乃彩と可児さくら(ともに6年)が、チームのホームラン王。お互い切磋琢磨(せっさたくま)して競い合っている。「下位打線でいかに点を取るか」がポイントなので、下位打線を任せる鈴木美空(5年)への期待は大きい。走塁の約束ごととして、次の塁ではなく(相手の隙をついて)、次の次の塁を狙う走塁を心掛けるよう指導している。

目標は「5月の春季都大会で優勝して、7月に開催される全国大会に出場すること」と積田主将は話す。

◆足立レインボーガールズ(東京都足立区)1967年(昭42)創設。足立区立千寿双葉小の児童を中心に活動している。在籍数17人。

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