【保育園児招待】

埼玉新都市交通伊奈線(ニューシャトル)が昨年12月22日に開業40周年を迎え、羽貫駅と大宮駅で記念のセレモニーが開催された。

ニューシャトルは1983年、東北・上越新幹線の建設に伴い、大宮市(現さいたま市)と上尾市、伊奈町の沿線住民の足として大宮~羽貫間で暫定開業、90年に内宿(伊奈町)まで延伸し全線で開業した。新幹線の高架軌道の張り出し部分を活用した新交通システムでレールはなく、車両はゴムタイヤで走行。大宮~内宿間の12・7キロを24分で結ぶ。

羽貫駅での式典に出席した埼玉新都市交通の唐澤朝徳社長は「この沿線に住みたいと思っていただける鉄道であり続けるために、今後も安全で安定した輸送を第一に努めてまいります」と抱負を語った。また、来賓として招かれた伊奈町の大島清町長は「ニューシャトル開通後は人口が増え、現在は約4万5000人となりました。これからもニューシャトルとともに、未来に向かって発展していくものと思っています」と祝辞を述べた。

この日、羽貫駅では伊奈町立の保育園児を招待し、伊奈町マスコットキャラクターが乗車するなど、イベントを盛り上げた。

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