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サッカーaiブラジル日記

サッカーaiブラジル日記

日本代表やJリーグで活躍する選手のピッチ上では知ることができない素顔を伝える雑誌「サッカーai」。ブラジルW杯での現地取材のこぼれ話や、おもしろいエピソード、感動の裏話などを紹介していきます。

今野 取材陣の攻勢に「尋問されてるみたい」


 ブラジルW杯グループリーグ第2戦対ギリシャに向けた日本代表の練習が続いています。連日、報道陣に公開されている練習は冒頭の15分のみ。たいていはアップなどの軽いメニューで、戦術練習などは(当たり前ですが)見ることができません。

 対戦相手への情報漏洩を防ぐためには仕方がないことは、報道陣ももちろん理解しています。しかし、その日のトレーニング内容をちょっとでも知りたい……というのも本音。「支障のない範囲で」と選手に前置きをした上で、「今日はどんな練習だったの?」「ミーティングではザッケローニ監督からどんな話があった?」などと、練習後に設けられている取材時間に、質問をぶつけてみたりするわけです。

 選手ももちろん、私たちの意図を理解していて、いろいろな側面から話を聞かせてくれるのですが、W杯本番中はやはり発言にも気を遣うのでしょう。

 16日の練習後、今野泰幸選手(G大阪)は、練習やミーティングでの内容を聞かれて「……難しいですね。練習前にミーティングをしたことはみなさんご存知みたいなので、その通りですけど、その内容や練習の様子は言えないし……」。たくさんの記者の視線が集中して「なんだか尋問されているみたい」と苦笑い。

 それでも言葉を選びながら、ギリシャ戦に向けての思いを話してくれました。

 「1戦目とは相手も違いますし、サッカーは相手のあるスポーツなので、同じ戦いにはならない。ただ、共通認識を持って、相手をしっかり分析するというのは、これまでと変わらずにしなければいけないと思います」

 ギリシャの初戦(対コロンビア)を見た印象は「3失点はしたけど、1対1の守備での強さを感じました。チームとして徹底したやり方を持っているし、そういうチームは強い。難しい試合になるでしょうね」

 ギリシャ戦は共に初戦を落とし、後がないチーム同士の戦い。厳しい試合になることが予想されます。

 「間違いなく難しい試合になると思うけど、逆に考えれば、悪いところはコートジボワール戦で全部出た。日本のストロングは攻撃。次の試合では、ギリシャ相手に、いい攻撃で崩して点を取ってくれるという期待がすごくある。大丈夫だと思いますよ」(サッカーai編集部)

















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