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流行語大賞は「どげんかせんといかん」

ユーキャン新語・流行語大賞で年間大賞を受賞した石川遼と東国原英夫知事
ユーキャン新語・流行語大賞で年間大賞を受賞した石川遼と東国原英夫知事

 「07年ユーキャン新語・流行語大賞」表彰式が3日、都内で開催され「(宮崎を)どげんかせんといかん」と「ハニカミ王子」が年間大賞に選ばれた。大賞受賞の東国原英夫宮崎県知事(50)は、地方発の言葉が大賞を取ったことに「地方の魂の叫びだ」と大感激。同じく大賞受賞のアマゴルファー石川遼(16)とともに、喜びを分かち合った。

 やや猫背気味にカメラのフラッシュをまぶしがるように東国原氏がステージに現れた。今年1月の知事選で圧勝したときには持っていなかったスーツに身を包んでペコリと頭を下げた。「私も海パンで来ようと思ったんですが、前の方の露出度が高いので」と小島よしおをチラリと見て会場を笑わせた。

 すぐさま真剣な顔つきになり「方言がノミネートされたのは地方からの魂の叫びが届いたから」と語りかけ「大変名誉に思ってます。宮崎県民に選んでもらったんだと思う」と受賞を喜んだ。会見では「政策の2~3割はどげんかなったが、私生活は仕事が忙しく、どげんもできんかった」と、今年を振り返った。

 それでも、1月の知事選初当選以来、県民の先頭に立って宮崎のPRに努めた。地鶏、宮崎牛、マンゴー、ピーマンといった県産品を全国に認知させた。この日は受賞前に自ら作詞した「宮崎てげてげ音頭」の振り付け写真を撮影する取材まで受けていた。方言の域を超えて「どげんかせんといかん」は流行語ともてはやされたが、会見最後で「この任期4年で『どげんかしました』と結びたい」とまじめな言葉で締めた。

 実はこの日午前に宮崎市内で県内の農業後継者団体の式典に出席し冗談交じりで授賞式について触れていた。「流行語大賞の事務局に上京してくださいと言われて行ってまいります。でも、何かの賞は取るでしょうが、大賞は『そんなの関係ねぇ!』か『どんだけぇ~』ですから」と笑わせた。

 会場では「ハニカミ王子」こと石川と同時に囲み取材を受けた。会見終了後、宮崎県で開催する来年のダンロップフェニックスでの再会を誓って固い握手を交わした。東国原氏は「まっすぐでいい子。高2の息子に会いたくなった」とにこやかに語り「石川選手みたいにスポーツ、いや文化面でも、何かに打ち込める環境が若者には必要。宮崎の教育も一生懸命になれるものがあればいい」と石川との会話も県政に結びつけて深くうなずいていた。

[2007年12月4日9時27分 紙面から]

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