◆家族で見たい映画

前回は中年男性むけに、ストレス発散のため映画を紹介しました。今日は、家族みんなで楽しめる、心がほんわかする映画を紹介してみようと思います。

笑える映画は、「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」。定年退職後の男女7人が、高級リゾートという宣伝文句にのせられて、インドのおんぼろホテルに旅をします。実はこのぼろホテルのおかげで、7人の生き方が自由で優しいものへと変わっていく物語。生きるヒントがいっぱいのすてきな映画です。「マイ・インターン」「ニューヨーク最高の訳あり物件」もおすすめです。

◆心にうるおいを

しんみりと平和について考えさせてくれる映画は、「戦場のピアニスト」、「ドクトルジバゴ」。スピルバーグ監督の「戦火の馬」は、映像がきれいで、お子さん・お孫さんと見てもいい。

子どもと一緒に楽しめる映画は、「ヒューゴの不思議な発明」。安上がりの傑作SFと言われ、ほとんど映画館では見られなかった「第9地区」。音楽映画なら「セッション」、「パガニーニ愛と狂気のバイオリニスト」、「海の上のピアニスト」。

「カサブランカ」のイングリッド・バーグマンも美しい。昨日は何をしたのと聞かれて、ハンフリー・ボガートが「そんな昔のことは覚えていない」と答える。とにかくかっこいい。

映画を見た後、観客は自分だけでも、家族と一緒でも、泣いたり、笑ったり、いいと思ったら拍手をして、「素晴らしい」などと声を出すことをおすすめします。

◆テレビ、ラジオでもおなじみの医師で作家の鎌田實氏が、長引く新型コロナウイルスの感染症との付き合いで、私たちにできること、いかに困難と向き合っていくか、じっくりとお伝えしていきます。