「ロコモ度テスト」は、下肢の筋力を「立ち上がりテスト」、歩幅や歩行速度を「2(ツー)ステップテスト」、生活状況等の質問票「ロコモ25」から、結果をロコモ度(1~5)で判定する。伊奈病院整形外科の石橋英明副院長がこう話す。

「立ち上がりテストで下肢の筋力を調べます。片足または両足で座った姿勢から立ち上がれるかでロコモ度を判定できますが、会議室などにある椅子の高さは約42センチほど。家庭の食卓にある椅子は44~46センチくらいです。それぐらいの椅子に座った状態から、両腕を胸の前で交差して、反動をつけずに立ち上がってみてください。きちんと片足で立つことができ、そのまま3秒静止することができたらひとまず安心です」。

腕を交差することで反動による後方への転倒を防ぐ。高さ40センチで立ち上がることができなかったらロコモ度「3」にあたる。

「ロコモが生活に影響しはじめている可能性が高いです。一度は整形外科を受診してほしいと思います」(石橋副院長)。

歩幅は「2ステップテスト」で。<1>スタートラインを決め、両足のつま先を合わせる<2>大股で2歩。その後両足をそろえる<3>2回の測定で良かったほうを採用する。2歩の幅を身長で割って「1・3」以上あれば合格。

「目安は床の上にバンザイの姿勢で寝て、足先から手の指の先までの長さ。2歩の幅がそれ以上あるかどうか」(石橋副院長)。