雨天により4日に継続試合、中止となった4試合が行われた。草薙球場では、静岡商が静清との継続試合を7-2で制した。

匂坂隼士投手(2年)が計9回123球を投げ、8安打2失点。公式戦初完投で18日開幕の県大会に向けて弾みとなる勝利をもたらした。

チームにとっても初の継続試合は5-1の5回表から再開。匂坂は、先頭を内角高めの直球で空振り三振に仕留めた。「不安もあった中で良いスタートが切れて『いける』と思った」。8回には相棒の辻村香輝捕手(2年)の2点適時打で援護を受け、再び気持ちを入れ直す。走者を許しながらも粘り強く投げ、反撃を犠飛の1点に断った。

曲田雄三監督(42)は「気持ちが強くタフな子」と評価し、続投のマウンドへ送った。期待に応えるように持ち味を発揮した右腕は「初めての経験で難しかった」と一息。続けて「とにかく気持ちを切らさないようにと。初完投できて良かった」と汗を拭った。

この春、チームは「最低でも県ベスト8」の目標を掲げる。匂坂は「もっとフォームを安定させたい。目標以上の結果を残すために、しっかり良い準備をしていきたい」と力強い言葉を並べた。【前田和哉】