ブレーブスは21日、カージナルスからフリーエージェントとなっていたマーセル・オズナ外野手(29)と1年1800万ドル(約19億8000万円)で契約したことを発表した。MLB公式サイトが伝えている。

オズナは2017年12月にマーリンズからカージナルスに加入。データサイト「FanGraphs」によると、同選手の勝利への貢献度を表すWARは、2017年から19年までに10・4を記録しており、これは今オフ市場に出ている右打者の外野手4選手のなかで最も高い数字だという。

守備では不安定な面を見せたこともあるオズナだが、打撃で活躍を見せ、昨季はカージナルスの15年以来となるナ・リーグ中地区制覇に大貢献。プレーオフ出場はキャリア初ながら、ブレーブスとの地区シリーズでは打率4割2分9厘をマークし、リーグ優勝決定シリーズ進出の力となった。