未成年の少女との淫行を試みた容疑などで2019年に逮捕された、元パイレーツの守護神フェリペ・バスケス(30)に懲役2年から4年の実刑判決が下った。

バスケスは2017年にペンシルベニア州ピッツバーグ郊外で13歳の少女と淫行に及ぼうとしたとして19年9月に逮捕された。その際に電子機器が押収されたが、ウェストモアランド郡の当局はそこから少女のヌード画像が見つかったと発表。児童ポルノ所持や未成年者との性的接触を含む複数の違法行為があったとして、同年11月にバスケスを起訴していた。

事件は少女の母親が2人のやり取りを知ったことで発覚。当時、一家はすでにペンシルベニア州からフロリダ州に越していたため、フロリダ州の警察が17年8月に捜査を開始した。その過程でバスケスがペンシルベニア州で少女と接触していたことが明らかになり、ウェストモアランド郡の当局へ捜査が引き継がれていた。

バスケスは16年からパイレーツに所属し、18年から2年連続でオールスターに選出されるなど、逮捕されるまで守護神として活躍していた。(AP)