【シンシナティ(米オハイオ州)14日(日本時間15日)=斎藤庸裕】ドジャースがメジャー最長タイとなる14年連続のポストシーズン(PS)進出を決めた。敵地でのレッズ戦で4-1で勝利。今夏のトレードで獲得した左腕スクバルが7回3安打無失点、9奪三振と圧倒し、ナ・リーグ西地区制覇までマジックを「3」とした。大谷翔平投手(32)が負傷者リスト(IL)入りしていても、安定して勝ち続けるド軍。組織全体の強さが常勝球団の土台を固めている。
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PS進出が決まっても、お祭り騒ぎはしない。シャンパンで乾杯し、ささやかなお祝いとロバーツ監督のスピーチはあったものの、試合後のクラブハウスは、いつも通りの勝利後の雰囲気だった。14年連続のPS進出に同監督は「まだ自分たちのベストの野球をしていない中で、ここまで来た。本当に多くの選手が貢献してくれた。(3連覇を達成するまで)あと1カ月半、残っている。いい形で終わろうと選手たちに伝えた」と明かした。
常勝チームに根付く“文化”。主力打者のマンシーが力説した。17年にマイナー契約からド軍に所属。勝ち続ける集団について「組織に関わる全員を評価しないといけない。フロント、コーチングスタッフ、彼らは選手を正しい方向に導いて、一人ひとりの選手から最大限の力を引き出してきた。選手がそれを受け入れ、その積み重ねで、チームの文化が作られたんだ。これは決して、当たり前のことではない」と、チーム全体の結束力を強調した。
打線は、右上腕二頭筋の炎症で主軸の大谷がIL入りしている。ベテランのフリーマンも、右ひざの状態が悪く、この日のレッズ戦を欠場した。加えて、安定感のあった救援右腕エンリケスが腰の違和感でIL入り。クローザー不在の不安は快勝されていない。右手中指のマメが破れて離脱していた佐々木朗希投手(24)は先発復帰へ向けて調整を続けているが、状況によっては、昨季に続いて配置転換の可能性もある。それでも、14年連続PS進出を早々に決める強さがある。
マンシーは自信ものぞかせた。「全てがかみ合ったことは、今季はまだ一度もない。かみ合ったら、自分たちがどれだけ出来るのかを考えたら、怖いくらい」。5年連続の地区制覇までマジックは「3」。最短での優勝決定日は16日(日本時間17日)。今夏のトレードで獲得したスクバルの快投から、15日(同16日)に先発するエース右腕山本由伸投手(28)へとつないだ。



