ファーム・リーグ全日程が27日に終了し、西武横田蒼和内野手(18)が打率3割1分で中地区の首位打者に輝いた。最終戦のハヤテ戦(ちゅ~るスタジアム清水)も「7番遊撃」で2安打。地元埼玉の山村学園から昨秋ドラフト5位で西武入り。高卒1年目での2軍の首位打者はNPB史上4人目だ。「ケガなく終えられたのと、その中で結果がついてきてくれたので、すごくうれしいです」と笑みがはじけた。
92年にはオリックス時代の、まだ「鈴木一朗」だったイチローも高卒1年目で首位打者になった。世界の大打者とまずは同じ経歴を持てたことに「これから活躍していくために、そういう成績を残せたことは自分の自信につながります」と話す。チームでは同じ左打者の栗山が引退し、横田の未来へのファンの期待も高まる。「栗山さんの域まで届くのは大変ですけれど、そういう選手になれるように」と高みをみすえる。
2軍での今季安打数は98本だった。どうにも区切りが悪い。あと2本。横田はにやりとする。意味を分かっている。「いつ呼ばれても自分のパフォーマンスができるように、しっかり心の準備をしたいです」。1軍レギュラーシーズンは残り4試合。デビュー&初安打&2安打のチャンスは、十分にある。【金子真仁】



