阪神が本拠地・甲子園での優勝へ、ラストスパートをかける。29日からヤクルト2連戦(甲子園)。先陣は大竹耕太郎投手(31)、2戦目は高橋遥人投手(30)が先発する見込みだ。両左腕は27日、才木とともに甲子園球場での投手指名練習に参加し、入念に調整を行った。

優勝争いの真っ只中。独特の緊張感に包まれるが、それを味わえるのは、勝利を積み重ねてきたからだ。大竹は「9月とか10月に向かって調子を上げていくイメージで、7月とか8月に取り組んできた。『投げさせたら勝てる』という期待があるから投げさせてもらっているわけであって、それに対して自分は応えるしかない」と意気込んだ。

高橋も燃えないはずがない。最多勝(15勝)、最高勝率(8割3分3厘)でトップを独走。防御率も1・97で、首位の村上とはわずかに0・12差だが、「普通に村上が最強なんで。すごいっすよ、あいつは」と笑い飛ばした。

タイトル争いよりも、チームの勝利が最優先。「チームが勝てるように頑張りたいです」。故障、手術を乗り越えてきただけに、期する思いは強い。いよいよカウントダウン。巨人が勝って優勝マジックは4のまま。Xデーは最短で10月1日となった。最高のパフォーマンスで歓喜の瞬間へと導く。