西武の背番号129、左腕の川下将勲投手(21)がファーム最終戦で直球の自己最速をマークした。

雨天中止が多かったため、1イニングずつ9投手が登板したこの日、先発として初回のマウンドに登場。先頭打者の初球に投じた直球がいきなり「155」をマークした。

球場やチームメートもどよめいたが、川下は「絶対出てないです…。だって次の球もまっすぐだったのに、140キロ表示だったので」と苦笑い。それでも140キロ台後半はしっかりそろえて、今まで計測したことがない149キロを2球マーク。「そこはもしかしたら出ていたらうれしいです」と“ほぼ公認”となった。

函館大有斗(北海道)から育成ドラフトで入団し、今季で3年目になる。「節目」のオフにもなるものの、細身ながらキレ良い球を投げ込む先発候補に、球団の期待も大きい。「なかなか体重も増えなかったんでけど、やっと70キロ台にもしっかり乗ってきて」。まだまだ速くなる余地を秘めている。【金子真仁】