ヤクルト青柳晃洋投手(32)が来季の戦力構想から外れたことが28日、分かった。昨年7月にフィリーズ傘下2Aを自由契約となり、同月末に加入。昨季は3試合の登板で未勝利に終わり、今季はここまで1軍昇格はなかった。現役続行の意向とみられる。
復調の兆しも見えていた今季だった。阪神在籍時の22年にはセ・リーグ初の2年連続の最多勝&最高勝率に加え、最優秀防御率、ベストナインにも輝いた右腕。23年以降思うような結果を残せていない部分もあったが、今年2月の春季キャンプでは1軍組で実戦でも結果を残した。「ここ数年ではいい方なんじゃないか」と手応えあり。ただ、終盤に「左ハムストリングスの張り」で離脱した。
2週間も経たずにブルペン投球を再開し、4月上旬に実戦復帰。その後は雨天中止などで登板機会を失った以外では、登板間隔が大きく空くこともなくマウンドに上がり続けた。ファーム・リーグでは20試合で6勝6敗の防御率4・42。うち13試合は2失点以下に抑えた。21年に行われた東京五輪にも侍ジャパンの一員で出場した、かつての“投手4冠”。再起が期待される。
◆青柳晃洋(あおやぎ・こうよう)1993年(平5)12月11日、神奈川県生まれ。川崎工科-帝京大を経て15年ドラフト5位で阪神入団。最多勝、最高勝率2度、最優秀防御率1度。24年オフにポスティングでフィリーズと契約も、メジャー昇格ならず。25年7月にヤクルト入団。21年東京五輪日本代表。183センチ、83キロ。右投げ右打ち。



