ソフトバンクが4番栗原陵矢内野手(30)の40本塁打など4発のアーチ攻勢で楽天に完勝。今季4度目の6連勝を飾り、CSファイナルで2勝アドバンテージとなる2位に10ゲーム差以上のゴールを確定させた。

初回だった。近藤の31号2ランで先手を取った直後だ。4番栗原が豪快に大きな金字塔を打ち立てた。楽天先発滝中の4球目。131キロの変化球を右翼スタンドに運び去った。チームでは05年松中(46本)、ズレータ(43本)以来となる40本塁打を達成。「うれしかったですねえ。元気に1年間やれたことがすべてじゃないですかね。(40本塁打は)すごい高い壁と思っていたけど、いい打撃だったと思います」。栗原は笑顔で大台到達を喜んだ。

今季から選手会長に就任。チームのまとめ役を任され、グラウンド内外での責任も大きくなった。4番打者の重圧もあった。自ら犯した適時失策に投げやりな態度をして、小久保監督から諭されたこともあった。すべてが成長の糧だった。「40本という数字はなかなかの数字。(本塁打と打点の)2冠王に向けて花を添える形になってよかった」と小久保監督も目を細めた。

60年ぶりにリーグ3連覇を成し遂げたチームだが、強さは歓喜の胴上げ後も続いている。この日、今季4度目の6連勝を敵地・仙台で飾り2年連続でパ5球団に勝ち越しを決めた。2位以下に10ゲーム差以上が確定。「(CSファイナルでは)3勝せなあかんのは一緒。(10ゲーム差以上の)ルールがあったから目標設定していたが、後はタイトルに向けてのサポートとCSに向けての体調管理になる」と小久保監督は口元を引き締めた。ソフトバンクとして初となるシーズン700得点も達成。強さを引き立たせてラスト3試合に臨む。【佐竹英治】

▽ソフトバンク近藤(初回の先制31号2ランに)「打ったのはスライダー。とにかく自分のスイングをすることに集中した。完璧に捉えてホームランにすることができてよかった」

【動画】ソフトバンク栗原陵矢キング独走!2者連続弾でついに40号の大台に乗せる

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