巨人が絶体絶命の窮地に追い込まれた。首位阪神との2ゲーム差を追い掛け、残り2試合は2連勝が求められる中で、終盤に競り負けて痛恨の黒星。試合がなかった阪神のマジックは1つ減って1に。早ければ3日にも、リーグ2連覇を決められる瀬戸際となった。
天敵に苦しんだ。ヤクルト先発の山野は今季の6戦で4勝(無敗)を許し、防御率1・62と苦手としていた。2回、5番三塁でスタメン出場のリチャード内野手(27)が1死からカットボールを捉えて打球速度181・4キロ、飛距離128・9メートルの特大の3号ソロで先制。だが、安打は7回までその1本。2番手以降も打線が沈黙した。
右肩痛から復帰戦となった先発の山崎伊織投手(27)は4回5安打1失点で降板。1-0の3回2死一、二塁から増田に中前適時打を浴びたが、続く4番山田を三振として追加点は許さなかった。76球で最速151キロ、4奪三振でブルペン陣にマウンドを託した。
勝負の分かれ目は1-1で迎えた8回。2死満塁から勝ち越し点を奪えず、直後、5番手の森田駿哉投手(29)が1死一、二塁から山田に2点適時二塁打を浴びて、2点のリードを奪われてると、さらに追加点も許して万事休す。
ペナントレースは残り1試合、3日午後6時開始のDeNA戦(東京ドーム)のみとなった。同日、阪神は午後2時から広島戦(マツダ)となるため、阪神が勝利すれば最終戦のプレーボールを待たずに、V逸が決まる可能性もある。



