試合後に、ロッテ唐川侑己投手(37)の引退セレモニーを実施。引退スピーチでは涙で言葉がつまる場面もあった。スピーチ全文は以下の通り。

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2007年10月3日、ドラフト会議でバレンタイン監督が私を千葉ロッテマリーンズに導いてくれました。あれから19年、今日こうして皆さんの前でごあいさつできることを本当に幸せに思います。

まずはじめに、このような素晴らしいセレモニーを開催してくださった球団関係者の皆様、監督、コーチ、スタッフ、選手の皆さん、そして多くのファンの皆様に感謝申し上げます。ありがとうございます。

初登板の日のこと、マリンで初めて先発した日のこと、マリンに上がる時の皆さんの歓声や自分自身の胸の高鳴りは、今でも鮮明に覚えています。

経験を重ねる中で、この世界の怖さも知りました。思い悩む日も多々ありました。度重なるけがもありました。それでも多くの方々に支えてもらい、泥臭く一歩ずつ歩んでここまで来ることができました。

学生時代から今日まで、野球を通じて出会い支えてくださった全ての皆様とのご縁が、今の私を作ってくれています。

両親には、幼い時に野球というかけがえのない財産を与えてもらいました。それからどんな時も一番の味方としてずっと支えてくれました。本当にありがとう。

家族にもたくさんの心配や苦労をかけたと思います。これから我が家は新しい冒険が始まります。これからの日々をみんなと一緒に歩んでいけることを心から幸せに思います。

共に戦ったチームメートのみんな、特に直也。もっと一緒にプレーしたかった。みんなと共に過ごした時間は宝物です。これからもみんなのこと応援しています。

そしてファンの皆様、長い間応援していただきありがとうございました。試合で打たれた日は悔しくて、それでもまた応援してくれる人がいるということがどんなに励みになったかわかりません。19番のユニホームを着てくれていることがうれしくて、その人たちに喜んでもらいたい、その思いを胸に今日まで腕を振ってきました。

思うような結果を残せず、苦しい思いや歯がゆい思いをさせてしまったことも多々あったと思います。これからは皆さんの応援にプレーで応えることはできません。それでも私自身、これからの人生を一人の人間としてしっかりと歩み、いつまでも皆さんに誇りに思っていただけるよう精進します。

最後になりますが、今日ここにいる全ての皆様への感謝と、私の愛する千葉ロッテマリーンズのこれからの更なる飛躍を願い、引退のあいさつとさせていただきます。

幸せな19年でした。本当にありがとうございました。