ファーム日本選手権ファイナルステージ(決勝)が4日、静岡・しずてつスタジアム草薙で行われ、日本ハムが1997年以来29年ぶりの日本一を達成した。今季より東、中、西の3地区制に再編され、新制度となった「ファーム日本選手権2026」。稲葉ハムが初代王者に輝いた。
打線が日本選手権の舞台でもつながった。準決勝、決勝ともに2桁安打を記録。今季、東地区トップの得点力(587得点)を誇った打線が、実力を発揮した。
この日も初回から先頭吉田、浅間の連打でいきなり好機をつくると、宮崎の遊ゴロの間に先制。3回には東地区本塁打王(17本)のエドポロが左中間へソロ本塁打を放った。4回には浅間が2日連続となる適時打を右前に運び2点を追加。5回にも上川畑が中前適時打を放ち、中盤までに着実に得点を重ねた。
投手陣も粘り強くリードを守った。先発山城が3回無失点と試合をつくると、2番手の渋谷以降も清水大、菊地、横山、浅利、玉井、と継投。巨人打線を2点に抑え、最後までリードを守り切った。
日本選手権の開幕前に、稲葉篤紀2軍監督(53)が「常にボス(新庄監督)は見ていてくれるんでね。結果も含めてね」と話すなか、ベテランと若手それぞれが持ち味を発揮し、29年ぶりの頂点をつかんだ。
この日、1軍はCSに向けて紅白戦を実施。29年ぶりのファーム日本一を弾みに、稲葉ハムの選手も次なる舞台を見据える。
◆表彰選手 ▽最優秀選手 浅間(日本ハム)▽優秀選手 宮崎(日本ハム)中山(巨人)



