西武隅田知一郎投手(27)が7日、ベルーナドームで練習した。まだ出力100%には至らないキャッチボールなどを終え、言葉を紡ぎ出した。

「本当に正直に伝えたいと思っていますし、本当に100%だったら100%って言おうと思います」

9月28日の楽天戦で打球が左前腕に直撃。今は10月11日に行われる日本ハムとのCSファーストステージ第2戦での先発を照準に、回復を目指している。患部のはれは引いてきたが、試合での全力投球を100とするならば「今は50、60くらいじゃないですかね」と率直に説明する。

現実的に11日に先発するならば、9日にはブルペン投球をしておきたいところ。上向きにあるのは事実ながら、隅田本人も「行きたい気持ちはありますけど」としつつ「首脳陣だけじゃなく、野手にも『もう大丈夫』って伝えてからじゃないといけないと思っているので」とチーム全員が安心、納得できる万全な状態での登板にこだわる。

あと数日で一気に回復、となるか。自信を持っての100%でなければ、ファイナルステージ進出時の登板へ切り替える。豊田投手チーフコーチは「彼が戻ってくるまでは勝ち続けなきゃいけない、っていうことくらいかな」と多くは語らなかった。決断と判断の時が迫る。【金子真仁】