阪神佐藤輝明内野手(27)が三冠王に輝いた。セ・リーグ全日程が終了し、打率、本塁打、打点でリーグトップが確定した。

球団では86年にランディ・バース氏が2年連続で獲得して以来、40年ぶり。日本人選手では初の偉業となった。球界では22年のヤクルト村上宗隆(現ホワイトソックス)以来で、1リーグ制時代を含めても史上9人目となった。

三冠王について、佐藤は以前に「最後にそうなればいい。しっかり自分のバッティングに集中したい。結果はあとからついてくると思う。そういう気持ちで頑張りたいと思います」と語っていた。143試合目が終わり、リーグ連覇に花を添えるタイトルとなった。

▼阪神佐藤が史上9人、13度目の三冠王に輝いた。三冠王は22年村上(ヤクルト)以来で、阪神では85、86年バースに次いで2人目。27歳シーズンは22年村上の22歳に次ぐ年少2位での達成となった。大卒選手では38年秋の中島(巨人)以来2人目だが、中島は早大から社会人を経て入団(ロッテ落合は東洋大出身も中退)。大学から直接入団では初の三冠王だ。

▼佐藤は全試合に出場し、三振も164個。全試合出場の三冠王は73、74年の王(巨人)85年落合に次いで41年ぶり3人、4度目。三振数は22年村上の128個を上回り、160三振以上の三冠王は史上初めて。MLBでも三冠王の最多三振は56年M・マントル(ヤンキース)の99個で、3桁三振はいない。160三振以上の首位打者も初めてで、打率3割以上も04年岩村(ヤクルト=3割、173三振)以来2人目。

◆佐藤輝明(さとう・てるあき)1999年(平11)3月13日生まれ、兵庫・西宮市出身。甲東小1年から甲東ブルーサンダースで軟式野球を始め、6年ではタイガースジュニアに参加。甲陵中では軟式野球部。仁川学院では通算20本塁打で甲子園出場はなし。近大を経て、20年ドラフトで巨人、ソフトバンク、オリックスと4球団競合の末、阪神から1位指名を受け入団。左打者では史上初となる新人から3年連続20本塁打。25年は40本塁打、102打点で大台を突破した。23、25、26年でリーグ優勝、23年に日本一を経験。187センチ、96キロ。今季推定年俸は出来高払いを含め総額5億円。右投げ左打ち。

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