日本ハム柳川大晟投手(23)が、2年ぶりのCSでチームを勝利に導く。今季は自己最多30セーブを挙げ、西武とCSファーストステージを戦うベルーナドームでは今季、勝利、ホールド、セーブのいずれも記録。「負けたら終わり。ビハインドの状況でも(登板の)可能性はあると思っていますし、回またぎも頭に入れて、何でも行くぐらいの気持ちでやりたい」と勝ちパターンの9回だけでなく、役割を問わず腕を振る覚悟を示した。

一昨年のCSは2試合に登板し、1回1/3を2安打1失点2四球で、防御率は6・75。「投げるどころじゃなかった」という昨年は腰痛でCSを迎えることすらできなかった。だからこそ、今季は登板前後のケアを重ね「しっかり投げられていることに感謝」。30セーブを積み上げた守護神として、2年前とは違う立場で大舞台に戻ってきた。

敵地ベルーナドームにも不安はない。同球場では24年に初黒星も、25年からは4試合連続無安打無失点の防御率0・00。「普通に投げやすいっす。抑えればなんでもいいと思っている。しっかり目の前のバッターを抑えることだけに集中して頑張りたい」と、どんな展開にも備える。

支配下登録から3年目で、リーグ4位タイのシーズン30セーブに到達。「目標達成できたのは安心していますし、気持ち良くCSに入れる。チームを勝たせられるようなピッチングをしたい」。一気に躍進した若武者が、CS突破を引き寄せる。【永野高輔】