収穫と悔しさが交錯する初CSとなった。高卒2年目の日本ハム柴田獅子投手(20)が「2番一塁」でスタメン出場し、2安打と気を吐いた。初対戦の好投手、西武平良から3回1死で中前打。5回1死で中前打と続け「ある程度(平良を)イメージしながら。前の打席の課題と、それを振り返りながら修正して。2安打は本当に大きい」と手応えを口にした。
だが、勝負どころでは悔しい思いも味わった。同点で迎えた9回2死二塁、勝ち越しの好機に、西武甲斐野を相手に空振り三振。「狙ってはいたんですけど」という初球の直球を見逃し、2球目の外角低めへのフォークを空振り。2ストライクと追い込まれたところから2球連続、ほぼ同じコースへのフォークに、バットが空を切った。「素晴らしい配球とタイミングだった。完敗っすね、あれは」と脱帽だった。
“獅子の獅子討ち”チャンスはまだ残っている。11日の2戦目で勝てば3戦目での逆転突破につながる。「チームが勝てればというところで、どうできるかというところ。今回はそこがあんまりだった。明日は、という感じですね」。気持ちを切り替え、雪辱を狙う。【永野高輔】



