阪神コミュニティアンバサダーの岩田稔氏(42=日刊スポーツ評論家)とプロフィギュアスケーターの三原舞依さん(27)が、阪神近本光司外野手(31)が理事を務める一般社団法人LINK UPの社会貢献活動を行う「LINKERS(リンカーズ)」の一員となった。

岩田氏は「何か新しいことができるのではと期待を込めて、一緒にやらせていただくことになりました」。三原さんも賛同し「これからのプロジェクトが楽しみです」とうなずいた。

1型糖尿病と闘う岩田氏。LINKERSとして、同じ立場の仲間を社会につなげたい意志を持つ。「全国に患者さんはいますが、患者同士のコミュニティーがない。治療方法や血糖値のコントロール方法などの意見交換の場がない。解消したいし、ここで誰かとつながって、ハブ(拠点)になれる場所を持てるのは本当にいいこと」。

三原さんは8月下旬、同団体の「夢応援プロジェクト」で近本の出身地・淡路島や近本の自主トレ先の鹿児島・沖永良部島の子どもたちに兵庫県内でアイススケート教室を行った。その後、継続的な活動を行うため近本らに賛同する運びとなった。「子どもたちが初めて氷の上に乗る時のワクワクした表情や、滑れるようになった子供たちからの『できた』(の声)、すごく素敵な笑顔を見て、私自身もすごくうれしかった。活動をいろんなところで回数を重ねて、スケートだけじゃなく、私もスポーツが好き。一緒に体験して一歩につながったらいいし、これからのプロジェクトが楽しみです」。

近本とともに代表理事を務める石井僚介さんは「現役(選手)で影響力の高い時に影響力を生かして社会貢献ができれば、引退後もそのままつなげられる。近本自身もその思いが強い」。種まきは、早ければ早いほうがいい。「連携して、私を含めて近本も活動を大きくできれば」と石井氏。スポーツを通じた縁で近本のみならずLINKERSたちと、社会貢献活動の場を広げていく。