悔しい1安打1打点になった。日本ハム柴田獅子投手(20)が「7番一塁」でスタメン出場。1点を追う2回無死一塁、カウント1-2から、ソフトバンク先発モイネロの外角への直球を捉え中前打にした。同点の3回1死満塁では、カウント2-2から「何としても点が欲しい場面。最低限の仕事ができてよかったです」と、一時勝ち越しとなる右犠飛でCS初打点を挙げた。
だが、勝負の神様は、気持ち良く終わらせてはくれなかった。2点リードの4回1死満塁、柳町のゴロを捕球後、本塁への送球がそれて、失点を招いた。「ホームに投げることは決めていたのですが、引っかかってしまって」。満塁の状況が続き、結局この回だけで5失点と、ソフトバンクに流れを持っていかれてしまった。
10日の西武とのファーストステージ初戦では、CSデビュー戦でいきなり2安打。この日は好投手モイネロとの初対戦で、ファイナル初安打。2度目の対戦でCS初打点と、バットでは存在感を示したが、今季終盤から本格的に練習を始めたばかりの一塁守備で痛いミス。「本当に1プレー1プレーで一気に雰囲気とか流れが変わる」と自身に言い聞かせるように話した。 だが、まだ戦いは始まったばかり。「試合に出る限り、そういうプレーはある。でも、それをどの場面でするかというのでも、違う。今回のは課題です」、気持ちを切り替え、名誉挽回の準備を整える。【永野高輔】



