マシンガン継投で猛虎打線を封じた。3位DeNAが首位阪神との「2026 JERA クライマックスシリーズ セ」のファイナルステージ第2戦(甲子園)で完封勝ち。敵地での2試合連続完封勝ちは、CS史上初の快挙となった。先発の尾形崇斗投手(27)から計7投手のリレーで、8回に牧秀悟内野手(28)のソロで奪った1点を死守。阪神のアドバンテージの1勝を加えても2勝1敗とリードした。

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DeNA牧が、値千金の決勝ソロでチームを勝利に導いた。0-0で迎えた8回2死、カウント1-1から阪神高橋のツーシームを左翼席に運んだ。「今までにない甘い球がきたので、それを仕留めることができて良かったです」と笑顔。打球が左中間に飛び込むと、球場は一瞬、静寂に包まれ、左翼席のDeNAファンから歓声が上がった。

守備でも、好プレーでもり立てた。0-0の6回2死、阪神森下が打席に立つと、極端な「森下シフト」を敷き、二塁の牧は二塁ベースの左側に移動。カウント2-2から痛烈な打球が遊撃方向へと飛んだが、牧が飛びつき、“二ゴロ”でピンチの芽をつんだ。「元々、ショートをやってたので景色がわかるというか。アウトを取れて良かった」とニヤリと笑った。

相川監督からは「彼が持ってる能力をあそこの場面で発揮してくれた」と称賛された。巨人とのファーストステージ初戦から4連勝を飾り、2年前の下克上での日本一の記憶がよみがえる。4戦3発で打線を牽引(けんいん)する牧は「投手陣が点を取られないのがすごくいいと思いますし、バッター陣の流れも良くなっている」と投手陣の頑張りをたたえた。【久保賢吾】

▼DeNAが阪神に連勝し、ファーストステージ第1戦から4連勝。同一年のCSで4連勝以上は24年に5連勝したDeNA以来9度目。DeNAは17、24年に次ぎ3度目で、3度も記録したのはDeNAが初めて。また、ファーストステージ第1戦から4連勝以上は05年ロッテ、07年中日、14年阪神、24年DeNAに次いで5度目。過去4チームはすべて日本シリーズに進出している。

▼DeNAは<1>戦に続いて完封勝利。プレーオフ、CSで2試合連続完封勝ちは、21年のヤクルトとオリックスがファイナルS<1>、<2>戦で記録して以来6度目。過去の5チームはすべて本拠地で記録しており、敵地で2試合連続完封したチームは初めてだ。今CSのDeNAは4試合で2失点だけで、救援陣は14回1/3で無失点。特に得点圏での被打率は30打数1安打の3分3厘と圧倒的だ。

▼プレーオフ、CSの1-0勝利は12度目で、DeNAでは17年ファイナルS<3>戦、22年1S<2>戦に次いで最多に並ぶ3度目。7投手での完封リレーはプレーオフ、CSで3度目の最多起用人数で、7投手での1-0完封は17年DeNA以来2度目。

【動画】DeNA牧秀悟 値千金の先制弾 CS4試合で3度目のデスターシャ

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