ソフトバンクが栗原陵矢内野手(30)のサヨナラ満塁本塁打で、3年連続の日本シリーズ進出へ王手をかけた。パ・リーグのCSファイナルステージ第2戦は、同点の9回1死満塁で劇的グランドスラム。対戦成績をアドバンテージ(2勝)を含めて4勝とした。16日の第3戦で勝つか引き分ければ突破が決まる。
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ソフトバンク栗原は人生初のサヨナラ満塁本塁打にも「強く振ることを意識するとミスショットになってしまうこともあるので、いつもよりは軽打はイメージしていた」と冷静だった。
これまでシーズン最多本塁打は21本だったが、40本とほぼ倍増。それでも「自分は中距離打者というのは変わらない」と話す。だが体は大きくなり飛距離もアップ。小久保監督は「2月のキャンプから取り組んでいることがあまり変わらなかったのが最終的に自分の武器になった。それがブレなかったので、おそらく飛距離につながった」とみる。踏み出す右足に重心をかけ、しっかり回る下半身の使い方がブレなかった。
選手会長として後輩を食事に誘うことも多くなった。正木も誘われたが「野球の話はあまりしません。しょうもない話ばかりです」と笑う。オフは野球以外の話で後輩たちとの絆を深めた。その積み重ねが頼れる4番栗原であり、みんなから笑顔で手荒い祝福をされる愛される男となった。【石橋隆雄】
▼ソフトバンクの4番栗原がサヨナラ満塁弾。プレーオフ、CSのサヨナラ本塁打は今年の1S<1>戦カナリオ(西武)以来6人目で、サヨナラ満塁弾は09年2S<1>戦スレッジ(日本ハム)以来17年ぶり2人目。ソフトバンクのサヨナラ勝ちは25年ファイナルS<1>戦(山川=左安)以来6度目になるが、サヨナラ本塁打は初めてになる。また、4番打者のサヨナラ安打は、10年ファイナルS<4>戦の和田(中日=左安)15年ファイナルS<1>戦の内川(ソフトバンク=右安)に次いで3度目で、4番のサヨナラ本塁打はプレーオフ、CSでは初めてだ。



