ソフトバンクがシーズンそのままの強さで3連勝し、3年連続の日本シリーズ進出を決めた。パ・リーグのCSファイナルステージ第3戦は、1点を追う5回、正木智也外野手(26)が今シリーズ1号となる逆転2ラン。13ゲーム差の3位日本ハムに3試合連続逆転勝ちした。小久保裕紀監督(55)は「3連勝できてよかったです」と優勝監督インタビューでファンに笑顔で叫んだ。
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優勝監督インタビューで、ソフトバンク小久保監督は満面の笑みを浮かべた。アドバンテージの2勝を含め、5勝無敗でCSを突破。3年連続の日本シリーズ進出を決めた。「どうしても今日このまま決めたいという思いできて、3連勝できて良かったです」とファンに笑顔で叫んだ。
1点を追う5回、正木が決勝の逆転2ラン。その直前の一塁守備で悪送球し1点勝ち越されたが、自分のバットで取り返した。
小久保監督は「中継ぎ陣が失点しないので」とブルペン陣の頑張りを勝因に挙げた。この3試合、13回1/3で失点はオスナが許したソロ弾の1点のみ。「8回の男」松本裕樹投手(30)もシーズンでは一度もなかった3連投で3試合無失点。ドラフト3位鈴木豪太投手(23)も2試合で完璧な救援ぶりだった。
公式戦ラストの5日楽天戦から中8日も空いたが、今季から本拠地みずほペイペイドームでは5日から3軍と韓国チーム2軍の練習試合があり、投手陣はそこで調整登板することができた。倉野信次投手チーフコーチ(52)は「CSと同じ舞台で移動せずに調整できるのはかなりのメリット」と話し、小久保監督も「CSに向けて組織として動いてもらっている」と、球団が試合感覚を失わないために準備してくれたことに感謝した。
野手陣も2日間の休みの後、本拠地で調整した。正木らは最新のバーチャル打撃マシンのトラジェクトアークで予習。庄子は早出で本多内野守備走塁コーチとマンツーマンで特守を受けた。実戦形式は11日のライブBPの1度のみ。福岡でどっしりと待ち構えての3連勝。CSが始まってからもチームの雰囲気は普段と変わらなかった。
小久保監督は「パ・リーグの代表として恥ずかしくないプレー、隙のないプレーで2年連続日本一を目指し、来週から頑張ってきます」と連覇を誓った。シーズン91勝、CSも無傷で突破し、セ・リーグ代表を堂々と迎え撃つ。【石橋隆雄】
∇ソフトバンク山本祐(6回右翼フェンス直撃の適時三塁打)「マキ(牧原大)さんの好走塁もあり、長打で適時打と大きい追加点を取ることができてよかった」
∇ソフトバンク王球団会長(3連勝でCSファイナルS突破を決めて)「いやあ、強かったね。投手も打つ方もよく頑張ったよね。先に点を取られてもすぐに追いついたり、投手も追加点を与えたりしなかったからね」
∇ソフトバンク柳町(6回1死三塁でダメ押しの右前タイムリー)「高い集中力を保ち、有利なカウントからしっかり自分の打撃ができました」



