DeNAが3連勝で日本シリーズ進出に王手をかけた。佐野恵太外野手(31)が先制3ランを放った。両チーム無得点で迎えた3回。度会隆輝外野手(24)、牧秀悟内野手(28)の連打で、1死二、三塁の好機をつくった。ここで佐野がカウント2-0から、阪神才木の150キロ直球を捉えた。
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DeNA佐野が、2試合ぶりの先制の3ランを放ち、チームを勝利に導いた。0-0の3回1死二、三塁、阪神才木の150キロの速球を中堅バックスクリーン右にたたき込んだ。「忘れてました、完全に」とベンチ前での本塁打パフォーマンス「デスターシャ」を行わず、ベンチに戻ったが、スタンドを最高潮に盛り上げ、流れを引き寄せた。
ミスを豪快なフルスイングで取り返した。1回無死一、二塁、相川監督から犠打のサインを出され、1ボールから実行したが、捕手前に転がり、阪神梅野が三塁に送球し、走者を進められず。「監督の采配に応えられなかった」とプロ入り初の犠打を決められず、猛省しながら「何とかミスを取り返そうという思いで」放物線を描いた。
牧のソロを含む2発で4点を奪い、巨人とのCSファーストステージから無傷の5連勝を飾った。CS全5試合で本塁打を放ち、8本塁打をマーク。総得点13点のうち10点は1発がたたき出した打点だ。細かなミスは出ても、短期決戦では本塁打による得点が効果的で、ベイスターズらしさ全開の攻撃で2年ぶりの日本シリーズ進出に王手をかけた。佐野は「目の前の1試合に集中することは変わりなく」と気を引き締め、第4戦を見据えた。【久保賢吾】
▼DeNAは<1>、<2>戦に続いて完封勝利。プレーオフ、CSで3試合続けて完封勝ちは初めて。日本シリーズでも3試合連続完封は1度もなく、ポストシーズン史上初の快挙となった。DeNAは1S<2>戦の5回から32イニング連続無失点。ポストシーズンでの連続イニング無失点記録は、CSでは14年阪神の27回(1S<1>戦1回~ファイナルS<1>戦6回)日本シリーズでは24年DeNAの29回(<3>戦2回~<6>戦3回)があったが、どちらも更新するポストシーズン新記録となった。また、DeNAは今CS5試合でまだ1度も相手にリードを許していない。17年の楽天が1S<2>戦からファイナルS<2>戦までリードされずに4連勝したことがあったが、5連勝は初めて。



