ソフトバンク庄子雄大内野手(24)が同点タイムリーを含む2安打1打点の活躍を見せた。1点を追う3回1死三塁。「チャンスを絶対に生かそうと打席に入りました」。カウント2-1からの4球目、内角シュートに反応。うまくバットを合わせ、左前へはじき返した。試合を振り出しに戻す価値ある一打に「思い切っていけた結果がタイムリーになってくれたと思います」。一塁ベース上では破顔し、右のこぶしを突き上げた。
5回は1死から左翼二塁打。直後の正木の勝ち越し2ランを呼び込んだ。2戦連続となる複数安打を記録し、今シリーズ打率4割5分5厘、2打点。遊撃守備での貢献もさることながら、バットでも強力打線の中で存在感を示した。小久保監督は「ラッキーボーイ的な存在でしたね」と手放しでたたえた。庄子も「やるべきことを準備できたのが要因です」と振り返った。
走攻守で躍動し、試合後はMVPにも選出された。「自分でも出来すぎかなと思います」と少し照れ笑いを浮かべ、胸を張った。24日からセ代表チームと日本シリーズを戦う。「自分らしさを出していきたい」。セ・パ頂上決戦でも堂々としたプレーを見せる。【佐藤究】
▼ソフトバンク庄子雄大内野手(24)がMVP。庄子は<1>戦から3試合とも9番遊撃で出場し11打数5安打、打率4割5分5厘。CSでは23年木浪(阪神)が3試合すべて8番遊撃で出場してMVPを獲得したが、9番打者のMVPは初めてになる。



