阪神森下翔太外野手(26)が2打席連発で意地を見せた。だが、無念の終戦に悔しさを隠せなかった。

「ベイスターズは本当に強かったですし、日本シリーズに行けなくて悔しい」

DeNAとのCS第2戦(15日、甲子園)の走塁で右太もも裏を押さえて負傷交代。状態が心配される中で2戦ぶりにスタメン復帰し、1-3の5回1死で東から左翼へソロを運んだ。新人から4年連続のCS本塁打で、第1戦から沈黙していた打線を勢いづけた。

3-3の7回は元阪神の浜地から、左翼へ一時勝ち越しソロ。打球速度181キロの弾丸ライナーで豪快に運んだ。4年目でCS通算5本塁打。短期決戦に強い男を印象づけ、今日こそ勝てるとファンを喜ばせた。

今季は3月のWBC出場に始まり、全143試合に出場して、打率2割9分2厘、35本塁打、84打点。出塁率3割9分4厘でプロ初のタイトルも獲得した。満身創痍(そうい)の中、球団初のリーグ連覇に貢献。それでも満足はしていない。「個人的にはそれなりに頑張ったシーズンかなと思いましたけど、また課題もできたので、オフでつぶしたいです」。S27年シーズンはもっとケールアップして帰ってくる。【村松万里子】

▼阪神森下が5、7回に2打席連続本塁打。プレーオフ、CSで1試合複数本塁打は、25年ファイナル<4>戦レイエス(日本ハム)以来19人、22度目。阪神では08年1S<2>戦の鳥谷以来18年ぶり2人目。1試合で2打席連発は13人目で、セ・リーグでは08年2S<2>戦小笠原(巨人)17年ファイナルS<5>戦筒香(DeNA)に次いで3人目。

【動画】阪神森下翔太、CS第1号ホームラン

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