日本ハム細野晴希投手(24)が初めてのCSで得た経験を、さらなる成長につなげる。西武とのファーストSではサヨナラ本塁打を浴びた一方、ソフトバンクとのファイナルステージでは4イニング無失点の好リリーフ。「新しい考え方がまた身についたので、それはすごい先発に生かせそうだなっていうのは思いました」。短期決戦の経験を生かし、シーズン通して先発ローテーションを守れる投手へとバージョンアップする。
西武戦で被弾した場面を振り返り「ミスるんだったら低めに投げたらよかった」と反省。失投を避けるための配球や考え方は先発としても大切だと再認識。ヒリヒリした場面だからこそ味わえた失敗を無駄にはしない。さらに18日から合流したみやざきフェニックス・リーグでは、金子千尋投手コーディネーター(42)に話を聞きながら、今季ほとんど使わなかったチェンジアップにも挑戦する。「来年に向けて投げたいんで、どういう改善点が出るかなというのを試したい」と思い描いた。
来季に向けては平均球速向上を課題に掲げる。今季はフォーム改良に取り組み、昨季の平均148キロ台から149キロ台へ上昇。「アベレージも上がりましたし、1回もケガしなかったんで、成功なんじゃないですか」と手応えを口にした。次は「自分の中の当たり前のレベルを上げたい」と、コンスタントに150キロ超を投げられる状態を目指す。心構え、球種、球速…いずれにも磨きをかけ、来季、リーグ制覇を引き寄せられる投手へと進化する。【永野高輔】



