広島大瀬良大地投手(35)は、14年目となる来季に自分超えを誓っている。

今季はシーズン終盤に中継ぎとして1軍に昇格。18試合に登板して3勝2敗、6ホールド、防御率4・43を記録した。昇格直前には2軍で153キロを計測するなど球威を取り戻したことが復調につながった。

「僕自身も、今年投げてまだ伸びしろがあるなと感じるところがあった。来年しっかり1年間フルで戦うために必要な準備をしたい」。右ひじのケガによって減量に取り組む時期もあったが、減らすよりも増やすことで球質が上がることを実感した。

秋季練習は免除され、自主トレ期間に入っているものの、若手と同じく“フィジカル強化”に取り組んでいる。来季に向けて約91キロの体重を95キロまで増やす目標を立てた。15勝を挙げて最多勝に輝き3連覇に貢献した18年と、リーグ最多の6完投で3年連続2桁勝利をマークした19年と同水準となる。「上がってきて(球速は)148~150キロぐらいだったんですけど、(球速以外の)数値的には良かったし、空振り率も高かった。148キロと150キロでは(打者に)到達するのが15センチぐらい変わってくる」。球速とともに球質を上げるため、この秋も自らを追い込んでいく。