巨人の新監督に球団OBで元ヤンキースの松井秀喜氏(52)が就任したことを受け、米スポーツメディア大手の「ジ・アスレチック」もその一報を伝えた。
同メディアは「野球史上屈指の日本人強打者で、2009年にはヤンキースでワールドシリーズMVPに輝いたヒデキ・マツイが、NPBの読売ジャイアンツの監督に就任すると、複数のメディアが伝えた」と速報。「ゴジラの愛称で親しまれる左打者のマツイは、驚異的な長打力と低い三振率を兼ね備えていた。MLB最初の3シーズンはいずれもリーグ最多出場を記録し、そのうち2シーズンでオールスターに選出。2003年には新人王投票2位、2004年と2005年にはMVP投票でも票を獲得した」と、メジャーでの活躍を記した。
伝説的な2009年ワールドシリーズについても「打率.615、出塁率.643、長打率1.385、3本塁打、8打点を記録してワールドシリーズMVPに輝いた。そのうち6打点は、ヤンキースが優勝を決めた第6戦でマークしたもので、その中にはペドロ・マルティネス(フィリーズ)から8球の攻防の末に放った本塁打も含まれている」と詳細に伝えた。
ロイター通信は「ゴジラの愛称で知られ、ヤンキース在籍最後の年となった2009年にワールドシリーズMVPに輝いた。アメリカに渡る前はジャイアンツで10年間プレーし、日本シリーズ3度優勝に貢献した」と紹介した。
松井氏は1993年から2002年まで巨人でプレーし、4度のリーグ優勝、3度の日本一に貢献。2003年から2009年までヤンキース、2010年にエンゼルス、2011年にアスレチックスに所属し、レイズでプレーした2012年を最後に引退した。日米通算507本塁打。NPB10年で打率3割4厘、332本塁打、889打点。MLBでは10年で打率2割8分2厘、175本塁打、760打点を記録した。
◆松井秀喜(まつい・ひでき)1974年(昭49)6月12日、石川県生まれ。星稜時代は甲子園に4度出場。高校通算60本塁打(甲子園4本)。92年ドラフトでは4球団競合の末、長嶋監督が抽選を引き当てた巨人に1位で入団。96、00、02年リーグMVP。首位打者1度、本塁打王、打点王各3度。00年正力賞。03年にFAでヤンキース移籍。09年ワールドシリーズMVP。エンゼルス、アスレチックス、レイズを経て12年限りで現役引退。13年に長嶋茂雄氏とともに国民栄誉賞を受賞。18年1月、43歳7カ月の最年少で殿堂入り。日米通算2504試合、2643安打、507本塁打、1649打点、打率2割9分3厘。186センチ、95キロ。右投げ左打ち。



