「キラキラ・ダイヤモンド」の異名をとるアマ3冠でプロボクシングWBA世界フライ級15位の吉良大弥(21=志成)が、プロ2戦目を前に元世界王者から太鼓判を押された。18日、東京・目黒区の所属ジムで、元WBC世界同級王者の内藤大助氏(50)と対面し、ミット打ち、マスボクシング(軽めのスパーリング)などで交流。世界を取る潜在能力、左フック、メンタル的な強さを絶賛された。31日に東京・後楽園ホールで控えるオルランド・ピノ(ベネズエラ)との同級8回戦に向けて大きな刺激となった。

ミット打ちで内藤氏から「左フックがめちゃくちゃいいなあ」と言われ、照れ笑いを浮かべた吉良は「自分でも左フックは自信がありましたが、やはり元世界王者にほめられると自信がつきますね」と声をはずませた。マスボクシングでもスピード感あふれる軽快な動きを披露し、内藤氏は「動きにぶれがない。マシーンのようにきれいなボクシングをしている。世界を取れる資質はあるよね。あとはハートが強い。これが大事だから」と大きな期待を寄せた。

現役時代、低い姿勢からの大きなフックを繰り出すなど、変則的な動きで当時フライ級最強と言われていたWBC世界同級王者ポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ)を3度目の対決で撃破した内藤氏の独特のスタイルを間近でチェックした。吉良は「(内藤さんは)テレビの中の人で緊張しました。技術的にもいろいろなことをやろうという選手なので参考になる。僕もそれを目指したい。型にはまらないのが一番というか、何か変化がないとどこかでつまずいたりすると思うので。内藤さんに伝授してほしい」と希望した。しかし内藤氏は「伝授とか(変則は)やらない方がいい」と正統派を貫くようにアドバイスを送っていた。

吉良と内藤氏によるミット打ち、マスボクシング、対談の模様は、26日にABEMAボクシング公式ユーチューブチャンネルで公開される予定。