メインイベント(第9試合)でIWGP世界ヘビー級王座戦が行われ、地元凱旋(がいせん)となる王者ザック・セイバーJr.(37)がクラーキーキャット(変型の羽根折り固め)で挑戦者SANADA(36)からタップを奪い、見事初防衛を果たした。

この一戦は当初シングル戦と発表されていたが、14日の両国大会でザックが内藤哲也からIWGP世界ヘビー級王座を奪取すると、SANADAが次期挑戦をアピール。これにザックも応じ、新日本の至宝を懸けて王座戦として行われることになった。

両雄は磨き上げたテクニックで、一進一退の攻防を展開。終盤、目まぐるしい攻防の中で、SANADAがラウンディング・ボディプレスからデッドフォールを狙うも、ザックが脱出。そしてSANADAのシャイニングウィザードをクラーキーキャットで切り返し、ギブアップを奪った。この結果、11月4日大阪大会でのザック対鷹木信悟はIWGP世界ヘビー級王座戦として行われることになった。

故郷に錦を飾ったザックは試合後、SANADAと握手。一足先にSANADAがリングを降りると、G1クライマックス優勝とIWGP世界ヘビー級王座獲得を母国のファンに報告した。さらに今大会に出場したTMDKのメンバー全員を呼び込み、1人ずつ紹介。最後は「新日本の未来はオレンジにある。TMDKは強い、そして強き者はくじけない(The Mighty Don't Kneel)!」と締めくくった。