西前頭4枚目の藤凌駕(23=藤島)が、初顔合わせの大関霧島(30=音羽山)を破り、4勝6敗とした。
大関相手に初勝利を挙げ、「たまたまじゃない自分の相撲で勝てたのがすごくうれしいです」と喜んだ。
張って差そうとした霧島を突きで阻んだ。相手が引くと、前へ出て押し切った。「まわしを取られないように、相手より先に攻めるように。それができて良かった」。狙い通りの攻めを続け、「引いてきたら押し相撲にとってチャンスなので、そこで一気にいきました」と振り返った。
前日は横綱大の里に敗れたが、臆することなく大関に挑んだ。「横綱だろうが大関だろうが、しっかり前に出ることだけを意識しました」。上位との対戦を「自分よりさらに上の番付ですし、大きな経験」と受け止めている。
初めて勝ち残りも経験。「うれしくて。上位の世界に居続けられるように頑張っていきたいです」と話した。
一方で、大関撃破の喜びに浸り続けるつもりはない。「勝ってうれしいのと負けて悔しいのはその日だけなので切り替えて。てんぐにならないように思い切りやりたいです」と、次の一番を見据えた。

