関脇藤ノ川(21=伊勢ノ海)の父の甲山親方(元幕内大碇)が相撲博物館で行われたトークショーに出演し、横綱大の里との結びの一番を展望した。

息子は、10日目を終えて8勝2敗。前日には隆の勝を突き落としで下して、自身最速の勝ち越しを決めた。

「まさか」と驚きを隠さず「新三役で勝ち越すことはなかなか簡単ではないが、10日目に勝ち越した。非常に驚いている」と口にした。

この日は、結びの一番で横綱大の里と対戦する。「勝ち越して挑めるというのは、非常に気楽に思い切っていける」とした。

大の里が1敗で単独トップに立っており、藤ノ川は2敗で追走する。藤ノ川は過去に2勝全勝と相性が良いが「今場所は大の里の調子が良い。勝ち越して、横綱として今トップにいて、自信を取り戻している。相撲内容もどんどん前に出て、昨日も非常に強い相撲だった。今までの二番のような感じにはならない」と分析した。

ただ、藤ノ川の立場からは「当たって砕けろというか、負けてもともと。思い切っていける。昨日勝ち越して、今日は横綱戦。もうワクワクしかしていないでしょうね。そのワクワクを土俵で思い切り出せているのがいいし、どれだけ土俵で藤ノ川らしさが出せるか」とカギを挙げた。