横綱大の里(26=二所ノ関)が、関脇藤ノ川(21=伊勢ノ海)に初白星を挙げた。過去2戦2敗の難敵を下し、1敗で単独トップを守った。

今年の春場所、名古屋場所と連敗していた相手に、立ち合いで右を差して、そのまま寄り切った。「相手の形にさせないように、好きなことをさせないように行った」と明かした。

相手は10日目に、立ち合いで変化して勝利していた。この日は「それは一切考えなかった」と集中して、力強い相撲で土俵の外に追いやった。

2敗だった熱海富士、藤ノ川、金峰山が3人とも敗れて、3敗に後退。横綱が1敗で独走状態となったものの「それは気にしない」と意識しなかった。

12日目は熱海富士と対戦。残り4日に向けて「最後まで自分のやるべきことをやったら、結果がついてくる」と口にした。

二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)は「昨日の相撲から、良い流れになっている」と評価。後半戦に入って状態を上げていることには「それが大の里だから」と話した。

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