藤ノ川(21=伊勢ノ海)が新三役場所で11勝を挙げ、大関昇進の起点をつくった。

熱海富士との関脇対決は、立ち合いから幕内最重量198キロの相手の圧力に押し込まれた。だが、まわしは許さず、土俵際で逆転のすくい投げ。先場所の殊勲賞に続く、2場所連続4度目の三賞となる敢闘賞を受賞した。

11勝は結果的に優勝次点も、優勝の可能性は13日目で事実上消えており「欲を言えば優勝争いをしたかった」と悔しさもある。「三役で3場所33勝」の大関とりは「まだ三役になったばかり。考えていない」と語った。