大相撲の秋巡業は9日、埼玉県秩父市で行われ、九州場所(11月8日初日・福岡国際センター)で三役復帰が見込まれる義ノ富士が相撲を取る稽古を始め、関脇藤ノ川らと4勝3敗だった。熊本県宇土市出身で7月下旬の地震で被災した実家は全壊判定を受けた。ご当地場所へ向け「勝って喜ばせたい」と決意を示した。

西前頭2枚目で臨んだ秋場所は初日から5連敗と苦しみながらも、10日目から6連勝と巻き返して9勝6敗で勝ち越した。25歳の成長株は「安定して勝つことが一番大事。九州場所は応援もすごい。初日からがんがんいく」と気合を入れた。

33歳の美ノ海は九州場所で沖縄県出身初の三役昇進を確実にしている。今月4日には故郷のうるま市で行われる12月19、20日の冬巡業をPRするために帰郷した。「自分の番付にこだわりはないが、周りの方が喜んでくれるのはうれしい」とはにかんだ。