演歌歌手の出光仁美(39)と日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!!」(日曜午後7時)の「DASH海岸」に出演する海洋環境専門家の木村尚氏(67)が2日、神奈川・山下橋「広島屋」(石井晃船長=63)で、初釣りとなるLTアジに挑んだ。

「毎年初釣りは広島屋さんのアジと決めている」という木村さんだが、「食べる分だけ釣れればいい。10匹釣れたら終了します」と笑った。一方、出光は「アジは2年前に北川大介さんと広島屋さんでやって以来かもしれません。その時24匹だったので、今日の目標は50匹です」と宣言。対照的な初釣りとなった。

午前7時に出船。20分ほど走りポイントの本牧沖に到着すると、石井船長は船頭から海にお神酒をまき、太陽に向かってお辞儀をすると手を合わせ、1年間の安全を祈った。

「船長! 2年前にお世話になりましたが、釣り方を全く覚えていません。教えてください!」。気持ち良いくらいに宣言する出光。石井船長は「ビシを落として着底したら糸フケを取って1メートルくらい巻きコマセをまいてください。そこからさらに1~2メートル上げて待ちましょう」と優しく指導。「当たりがなければ再度落としてタナを取り直してください。それ自体も誘いになりますから」と続けた。だが、出光の24年ファーストフィッシュはゲストのイシモチだった。

「アジは本来、夏の魚。冬場は深場に移動してしまうのですが、水温が上がっている影響でここ数年、東京湾では一年中釣れるようになっている」と木村氏。「南の魚が釣れるようになって釣り人は喜んでいるけど、温暖化は確実に人間にも影響が出てくる。その方がむしろ問題」とし、「それを実感できる釣り人こそ、温暖化防止のためにできることを考えて、1つでもやってもらえるといいですね」と話した。

早々に10匹を釣り上げた木村氏だったが、目標50匹に向け鼻息が荒い出光が良型を上げると、「良い型だね」とサオを出した。結局38匹をゲット。「こんなに釣ったの初めて」と笑い、「今年は型が良さそうですね」と予測した。

ラスト20分で目標まで3匹とした出光は、最後はダブルで達成。「最高です。楽しい。みんなが休んでいた時も休まずに釣りました。目標達成でスタートを切れたので、今年は良い年になりそうです」とホクホクだった。

「冬場のアジは決して活性が高くないので、大きく動かして誘うよりも、タナを決めたらゆっくり誘うほうがいいと思います」と石井船長。この日の釣果は17~28センチ35~114匹で、束超え2人。もう1人は107匹だった。「中型主体で1日ポツポツと食ってくれました。良いスタートを切れたと思います」。

アジで数釣りなら広島屋。今年もそんな太鼓判をおせるスタートとなった。【川田和博】

この日の模様は後日、本紙釣り特集面(関東版)、ユーチューブ動画「ニッカン釣りちゃん」で近日公開予定。