【阪神中野拓夢】拍手が起きる価値ある“凡打” 猛虎打線を支える進塁打の流儀
阪神の気になる話題を取材して紹介する「虎を深掘り。」。今回は中野拓夢内野手(29)の進塁打に焦点を当てます。5月は無死二塁で右方向への〝凡打〟が目立ちました。1死三塁の得点機でクリーンアップにバトンを回し「一番意識している」という価値ある一打へのこだわりに迫りました。
プロ野球
★中野拓夢が語った進塁打の流儀
- 「一番意識している」価値ある凡打への思い
- 実は「そんなに得意ではない」意外な告白
- 2番打者570試合の経験値で培った技術
◆中野拓夢(なかの・たくむ)1996年(平8)6月28日生まれ、山形県出身。日大山形で2年夏に甲子園出場。東北福祉大から三菱自動車岡崎を経て、20年ドラフト6位で阪神入り。21年盗塁王を獲得。23年WBC日本代表、シーズンでは164安打を放ち、最多安打に輝いた。昨季は3年連続で全試合出場。172センチ、68キロ。右投げ左打ち。
ヒットでなくても起こる拍手 自己犠牲のプレースタイル
ヒットでなくても中野の一打には拍手が起こる。派手じゃない。チームに貢献するための自己犠牲。そのプレースタイルは虎党も分かっている。
5月8日のDeNA戦(甲子園)。1回無死二塁で中野はバントの構えをしなかった。カウント2―2。相手先発の平良は引っ張らせまいと外角低めのボールゾーンに変化球を投げたが、左打席の中野はバットをめいっぱいに伸ばした。執念で一ゴロ。
「一番意識しています」胸を張る進塁打
「一番意識しています」と胸を張る進塁打だった。
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1996年(平8)福岡・小郡市生まれ。同大から19年に入社。整理部を経て阪神担当1年半、ソフトバンク担当5年を経て26年1月からサブキャップとして阪神復帰。ソフトバンクでは24年にリーグ優勝、25年に連覇と日本一を経験。大学では体育会スポーツ新聞部でラグビー部などの取材に取り組み、3年時に編集長を務める。
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