デビューから間もなく丸12年になる塚本大樹(32=熊本)が初のS級1班昇格を射程に入れた。

今期の競走得点は「たぶん自己最高」という106点近くまで上昇。予選8Rは目標の嘉永泰斗が別線に突っ張られると、最終バックから自力に転じて1着。「バックから外へ外へ踏まされたが、何とかいけた」と好調キープを実感した。

定評があったさばきに、伸びと勝負強さが加わった。「今はいい練習ができている。熊本は強い若手がたくさんいる。特に上田(尭弥)や瓜生(崇智)はいいスピードで、一緒にもがくと、オートバイ誘導をやっているような感じ」と練習環境の充実を躍進の秘訣(ひけつ)に挙げた。

2日目は準決11Rでスター候補の町田太我の番手回りになった。ぴたりと追走して、前場所の防府に続く決勝進出を決める。