びわこボート「第68回G2秩父宮妃記念杯」が15日に開幕する。艇界の女王遠藤エミ、9月G1びわこ大賞を制した深井利寿の師弟コンビが中心だ。

びわこ大賞のリベンジを狙う土屋智則、湖面巧者の湯川浩司、スーパールーキーの石本裕武ら注目度の高い選手が出そろう。注目の5人をピックアップする。

◆石本裕武(24=大阪)

ハイセンスなターンが武器の若武者が、思い出の湖面で特別戦初制覇へ突き進む。

22年11月デビューの131期だが、白星を積み重ねてA級入りを果たし、今年1月には地元住之江のルーキーシリーズでデビュー初優勝を飾った。

今回の舞台びわこは、デビュー3節目の22年12月に初勝利で水神祭を挙げた、思い出の水面。前回の今年2月こそ賞典入りできなかったが、23年には2節走ってともに準優進出と結果を出している。走りはもちろん、難水面への適応能力も半端じゃない。

G2は初出場となった9月三国MB大賞こそ結果を出せなかったが、セット交換(ピストンリング4本、ピストン2個、シリンダーケース)で上積みを狙うなど、最後まで攻めの姿勢を崩さなかった。2度目のグレード戦なら慣れも見込め、さらに来年以降のヤングダービーなども見据えて、上位戦線に食い込む。

登録番号ではベテラン勢はもちろん、次点の中村日向と200番以上も離れる最若手とあって、予選スタート。とはいえハンドルさばきやスタート力は先輩たちと比べても互角以上。冷静かつ強気に攻め込む。