早稲田大(早大)が2時間5分56秒の大会新記録で、16年ぶり3度目の優勝を飾った。
同校OBの瀬古利彦氏(70)は「花田監督の努力が実って、5年かけて良いチームを作ってくれました」と、22年就任の花田勝彦監督をたたえた。
早大は2010年度に大学3大駅伝で3冠を達成したが、19年箱根駅伝で13年ぶりのシード落ちとなる12位に転落。22年にも13位でシード権獲得を逃した。そんな中、同校出身の花田監督のもと、徐々にチームを改革。箱根では25年からは2年連続4位と復活の兆しを見せていた。
そして今大会は16年ぶりに出雲路を制覇。2区本田桜二郎(1年)が区間賞をつかむと、4区新妻遼己(1年)は区間新記録で区間賞を獲得。5区山口竣平(3年)も区間新記録を打ち立て、最終6区工藤慎作(4年)も区間賞を獲得した。
瀬古氏は「苦しい時代もありましたけど、苦しい時代があったから、今がある。それを花田監督が乗り越えてくれました」としみじみ。16年ぶりの3冠も射程にとらえる会心のレースとなり「16年間優勝したことがなかった分、選手も自信がついたと思います。特に花田監督に自信がついた。これが本当によかった。まずは1つ勝つことが大事だった」とたたえ、11月の全日本、来年1月の箱根にも期待を寄せた。

