陸上男子マラソンの前日本記録保持者で歴代2位(2時間4分56秒)の鈴木健吾(31=横浜市陸協)が14日、東京都内で自身がスポンサー契約を結んだDM三井製糖のイベントに出席後、取材に応じた。

3月の東京マラソンでは日本人2位の13位に食い込み、来年10月3日開催の28年ロサンゼルス五輪代表選考会MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)の出場権を手にした。

今月にはMGCのコースも発表された。秋に行われる愛知・名古屋のロードは後半以降の細かな起伏への対策が求められる。

「なかなかハードなコースだと思っている。しっかり準備を進めていきたいのと、冬で少しタイムを狙ったレースをやりたいなと思っているので、そこを含めてしっかりいい準備をしたい」と話した。

夏場のトレーニングは夫人の一山麻緒さんの出産の立ち会いもあり、関東地方で行った。

暑さに苦戦し、「結構辛抱強くやらないといけない時期はあったけど、ここに来て少しずつ調子も上がってきている。残り3週間で山に戻ってしっかり仕上げていきたい」と語る。

11月1日のニューヨークシティマラソンでは今季初戦を迎える。

来年のMGCの開催時期とほぼ同じ秋のマラソンは「予行練習」と位置付けた。

鈴木は「ペースメーカーもいないレースを選んだ。MGCの出場権を獲得している立場なので失敗してもいいと思ってチャレンジングなレースができたらいいなと思う。タイムにこだわらず、しっかり前でチャレンジしたい」と話した。