来年1月の箱根駅伝は激戦必至だ。優勝争いは、大会初となる同一チーム2度目の4連覇を目指す青学大、前回2位の国学院大、12日の出雲駅伝優勝の早大、トラックの好選手がそろう中大の4校が有力候補だ。
勝敗のカギとなるのは、エース区間である花の2区(23・1キロ)の選手起用。ここでのリード、タイム差がその後の順位に影響してくる。前回2区は各校の下級生が多数出場。青学大の飯田は初出走ながら16番手から5人抜きした力がある。シード校では駒大の桑田、順大の吉岡、創価大のムチーニ、帝京大の楠岡、日大のキップケメイもいる。
今回の予選会を2位で通過した中央学院大の市川、さらに山梨学院大のキピエゴ、東農大の前田、大東大の棟方も経験している。有力校である早大、中大、国学院大には2区の経験者がいない。ただ、豊富な戦力を誇る早大は「山の名探偵」工藤の可能性もありそう。国学院大、中大も主力の上級生を配置するだろう。
前回は青学大の黒田朝日が5区で5番手から3分25秒差をひっくり返して往路優勝したが、そのケースは珍しい。そのため、エース区間からの流れが重要となるだろう。【泉光太郎】

