世界ランク6位の早田ひな(26=日本生命)が準決勝で敗退した。
世界女王で同2位の孫穎莎(25=中国)に1-4(6-11、7-11、11-9、9-11、5-11)で敗れた。過去全敗の相手に挑んだものの、この日も初勝利に届かず。日本女子で1958、62年の山泉和子以来、2人目の2大会連続決勝進出はならなかった。
それでも防戦一方の展開ではなく、戦術選択や駆け引きの勝負ができた面もあったといい「やっと、ちゃんと試合になった。自分の成長を実感できた」と手応え。多くの中国ファンが詰めかけ、1球ごとに「孫穎莎!」「加油!」の大声援が飛んだが「全然聞こえなかった。それだけちゃんと集中できていて、入り込めた試合だった。ここまで入り込めることはなかった」と気に留めなかった。
ただ、スコアでは差が開き「それでも1-4で負けてしまう。最終的には全て上回られてしまう。実力の差をより感じる試合だった」と現在地を突きつけられた。
28日には、張本美和との女子ダブルス準決勝で杜凱琹、呉詠琳組(香港)と対戦。勝利すれば、決勝では王曼昱、クァイ・マン組(中国)と戦う可能性が高い。日本女子ダブルスでは深津尚子、山中教子組以来、60年ぶりの金メダルへ「厳しい試合になると思うけれど、お互いを信じて、最後までラケットを振り切ることが大事」と己に矢印を向けた。


