アジア大会は各種目のバドミントン準々決勝が27日行われ、女子ダブルスの岩永鈴、中西貴映組(BIPROGY)が4強入りし、初のメダルを決めた。この種目の日本勢で4大会連続の表彰台を死守。中西は「絶対、見返そうと2人で話していた。競技をやめたいと思うこともあったが、思いを形にできてよかった」と涙を浮かべた。

一進一退の攻防のまま最終ゲームへ。ここで本領を発揮し、後衛の中西が守備で粘り、岩永は思い切り良くスマッシュを放つ。リードしてからは岩永が「余裕を持ってできた」と言う通り、危なげなかった。

昨季は世界選手権で3位に。飛躍を期待された今季は裏切るような成績が続き、心ない批判もあったという。中西は「すごく悔しかった。自分たちもできるということを見せたい」と気持ちを奮い立たせ、今大会で意地を見せた。

世界ランキングで上位の福島、松本組は2回戦で敗退した。頼ってきた先輩ペアとあって、岩永は「日本の女子ダブルスとしてメダルを1個持って帰る」との責任感も胸に、好結果に結びつけた。